2013年02月20日

映像の現場でのパソコンとの付き合い方

うちの会社の新人君。いまだにタッチタイピングができない。まあ、映像制作会社だから、あまり関係ないのですがね。しかしこのご時世にサイトメソッドでタイピングとは、珍しい新人君である。
パソコンのデスクワークは、的確で効率の良い作業を心掛けたいもの。その場合、キーボードを見ずにカタカタと打てるとぐんぐん作業が進む。実際に速度検定というものがあり、そういう資格まであると言う意味では、それは確かな物だろう。
それらはタッチタイピングと言われており、一般ではブラインドタッチと言う言葉が馴染み深いだろうか。それをマスターするためのゲームソフト等も存在し、極めればサクサクな作業も夢ではないだろう。実のところ、私も若い時にずいぶんこうしたソフトにお世話になって、台本を書くという仕事ができるくらいにはスキルを身に着けたという経緯がある。
タッチタイプはいちいち視線を移動させなくていいので、それによる眼精疲労を抑えられるメリットもある。ただ、これ以外にも視覚に頼ってタイピングをする方法(サイトメソッド)も当然あるし、頑張ればそれでも十分早く打てるので、皆さん無理して覚える必要性は無いと思う。
タッチタイピングは人にもよるが、覚えるには多少の努力と時間が必要になる。そのためキーを見ながら作業をするのに慣れている人は、一時的とは言え、返って作業効率が落ちてしまう。うちの仕事で効率が下がるのはもってのほか。スタイルにこだわられるくらいなら、仕事の効率が高いほうが嬉しいのは確かだ。だから、タッチタイピングかサイトメソッドか、自分に合ったスタイルで作業をした方が結果的な効率は上がるだろうし、何よりどちらか一方を強要するのは良くないと思う。私も人に強要するのは好きじゃないし、極力自由を尊重したい。


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Posted by にゃま at 02:15 │映像制作